朝露を纏う神仙沼

季節の便り6月はお休みしましたが、ようやく神仙沼に行くことが出来ました。
日の出時間4時21分
現地気温16度
天気は曇り

ニセコに入ってからガスがひどく視界は5m位で運転も大変、日の出時間前に
ニセコ・神仙沼自然休養林駐車場に着きましたが視界は晴れないまま…
どうしようかと迷っていると、夜明けと共に少し明るくなってきたので向かう
ことにしました。

タチギボウシ

タチギボウシの群生がお出迎え。
今が最盛期です。

次に続くのがネムロコウホネです。

水面から突き出た黄色い可憐な花が“カワイイ”
水面に浮かぶ葉に朝露がびっしり。
まさに“朝露を纏う”です。

神仙沼に向かう木道の先はガスで消え、歩いていても期待と不安が募ります。

神仙沼に着きました。
この先が神仙沼です。

神仙沼

水面にミツガシワが張りだしていますが、その先は霞んで見えません。

足下の草に目を向けると細い葉に朝露が行儀良く並んでいます。
リズミカルな音符のように見えました。

草原の中を蛇行する水路。
朝露を受けて生き生きしているように感じます。

チングルマ

白い花弁が落ち、花柱が花後延び開出した白毛が渦巻き風車状になる様から
名付けられています。
小さく数も減ったような…

朝露を纏ったモウセンゴケ。
食中植物。
神仙沼で見ることができるのは1箇所だけです。

朝露を纏ったナガボノシロワレモコウ
何か別な生き物のようです。

蜘蛛の巣も朝露を纏っています。

池塘(池と沼)

今日はこれ以上ガスがひけそうにも無いので撮影を終えます。
さすがに、この天気なので最初から最後まで私1人でした。
しかしながら、この様な天候だからこそ見ることができる
自然があります。
朝露に感謝です。

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