季節の便り「洞爺湖の晩秋」

近年の季節は夏と冬の二極化になり、春と秋は年々短くなっていると言われています。
大慌てで短い秋を撮りに洞爺湖に向かいました。

実は、いつもロケハンに行っている“北大苫小牧研究林の紅葉を”と思っていたのですが、敷地内一般開放区域でクマ目撃情報があり“全面立ち入り禁止”との情報でアウトだったのです。
洞爺湖は過去も含めてほとんどクマ出没が確認されていない区域でセーフ状況にあります。

現地日の出時間は6時15分
現地気温は今時期珍しく暖かく6度
天候は夜間から朝にかけて雨、のち晴れ

紅葉は盛りを過ぎ落葉の時期を迎えていましたが湖畔を彩るオウモミジをメインにご紹介します。

モミジ1

モミジ2

陽を待つ静寂の中、モミジの佇まいに美を感じます。

モミジ3

陽に透ける葉の淡い色合いが素敵です。

紅葉1

紅葉2

穏やかな湖と紅葉のコントラストが美しい。

枯れ葉1

湖面に映る空と、足元に散る紅。
移ろう季節が、静かに重なります。

湖畔

朝陽が射して、静けさの中に息遣いが満ちていく情景に勇気づけられます。

湖畔の風景1

いつもは半分以上水面から出ているのですが、今回は僅かに上部だけ。
水面が高いことが分かります。
自然が織りなすデザインには感服です。

湖畔の風景2

農地から望む秋の湖。
右奥の小さく尖がった山が昭和新山です。

落ち葉

ホウノキの大きな葉に寄り添うオウモミジ。

月光

5日はスーパームーン。
明るさは通常の30%アップとのこと。
明るさを確かめに洞爺湖に行ってきました。
湖面に映る月光の明るさには驚きました。

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