今年は暖かく紅葉も遅れているとの便りを聞き
悠長に構えていましたがいくら何でもと焦りを
もって北大苫小牧研究林に行ってきました。
・日の出時間 6:00
・現地気温 3℃
研究林を流れる幌内川の大きな溜池からがスタートです。
水面が冷やされて水蒸霧が発生しています。
溜池に流れ落ちる川面にも紅葉を観ることができます。
日の出の時間!
大気が一瞬に代わり、陽を受けたモミジが一気に光り輝きます。
林の入口では、漏れる陽差しと急激な気温の変化を受けた
複雑な川の表情に触れることができます。
さらに奥に入ると、まだ陽が届かない静寂の風景が待っていました。
太陽が静と動を演出します。
スギ苔にモミジ
松葉にモミジ
マムシ草の実とモミジ
マムシ草は有毒植物です。
林の奥にも陽が差して来ました。
今日は穏やかな一日になりそうです。
今時期、わずかな枯れ葉が何枚か残っているだけの樹木も
多く見られます。
小波の連続で水面の映り込みが屈折している様が面白い!
まさに水は変幻自在です。
小さな溜池の水の流れを、落ち葉のスローシャッターでお見せします。
小さな溜池の澱みのある地形が生み出す様々な水流を
枯れ葉で知ることができます。
晩秋ながら紅葉は何とか残っていてくれました。
陽が上がり、鮮やかに紅葉が映える上空を映して
ENDです。