季節の便り「神仙沼:朝露を纏う草花」

2022年以降3年ぶりにニセコパノラマライン沿の神仙沼を訪れました。
現地時間 4時
現地気温13度

近年の熊出没ニュースから控えていたのですが意を決して行く事に!
ようやく湿原の静寂に身を置くことができました。

大谷地

神仙沼手前に位置する大谷地。
湿原を覆う雲海の様な朝もやの情景に期待がたかまります。

神仙沼の日の出

今日一日、良い日でありますように!
厳かにお祈りをする気持ちになります。

神仙沼に続く木道

立ち込めた朝もやの中を清々しい気持ちで向かいます。

神仙沼1

静寂の中に一人!
贅沢の極みです。

神仙沼2
神仙沼3

神仙沼の周辺に目を移すと、ひっそりと咲く草花が描く様々な自然の絵画を楽しむことができます。

ヒオウギアヤメ
チングルマ1
チングルマ2

今時期は花弁が落ち花柱の伸び開出した白毛が目立っています。
チングルマの言われ:稚児車(風車)から

ワタスゲ1
ワタスゲ2

今が一番の見ごろです。

草原1
草原2

蛇行する水路にも自然が描くデザインを感じます。

エゾカンゾウ
モウセンゴケ

湿原の中で一か所しか見ることができない食虫植物です。

池塘

池塘に陽が当たり朝もやも晴れ朝露も消えてきました。
今日はここでお終りです。

神仙沼自然劇場ではでは7月から8月にかけても
ネムロコウホネ(黄)
タチキボウシ(紫)
など例年様々な色の花の出演が決まっており観ることができます。
是非ご来場ください。

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