羊蹄山麓の暮らし

当初、洞爺湖畔を巡ろうと思いましたが今日は「北海道トライアスロン」が洞爺湖で開催されており“通行止め”だったのでニセコに向かうことにしました。
いつもは自然の風景を撮るのですが、今回は羊蹄山麓の暮らしがテーマです。

・日の出時間は4:48分
・現地気温は22度

日の出は拝めなかったのですが、ようやく陽が差してきました。

早朝5時過ぎ、すでにトラクターが稼働し始めていました。
まさに、日の出とともに一日が始まります。

馬といえば日高地方ですが、洞爺湖近郊でもいくつかの厩舎があり競走馬を見ることができます。

羊蹄山麓ではジャガイモの作付けが盛んです。
収穫の時期を迎え、あちこちにジャガイモを入れる大きなカゴが準備されていました。

この支柱にネットを張った柵につるが絡まっているホップの小型版のような畑で作っている野菜は何でしょう?

答えは「長芋」です。
10月頃茎が枯れてきたら収穫で、11月から12月にかけて行われます。

近年はエゾシカが異常増加!
あらゆる作物が被害に合い、ほとんどの畑には電気牧柵が張り巡らされています。
アライグマの被害も多いそうです。

かぼちゃの花
今、近郊の道の駅ではかぼちゃが出回っていますが、かぼちゃは種植えから三か月ほどで収穫できます。
収穫時期をずらすために今花が咲いている畑も。来月収穫になります。

これからは道端の草花を紹介します。

アキノエノコログサ
別名「猫じゃらし」。
逆光の陽が回り込んで光輝いています。

手前の黄色い花は「オオアワダチソウ」

「オオハンゴンソウ」の群生

手前の白い花は「イタドリ」の花

道端の「エゾニュウ」

羊蹄山をバックに、手前白い花は「ノラニンジン」

財田(たからだ)米
伊達への帰り、洞爺湖のほとりにある財田地区によることに。
「財田米」は北海道の厳しい環境下で100年以上の歴史があり〈まぼろしの米〉といわれることも。
8月末から9月初め、もうすぐ収穫を迎えます。

今回は暮らしの風景をお届けしました

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