洞爺湖の情景

前号で洞爺湖の“氷の世界”をお届けしますと予告したのですが
例年より気温が下がらず氷の成長も期待できないよう…
ロケハンを兼ねて行って来ました。

日の出時間 6:40
現地気温  -4度
天気予報  晴れのち曇り

夜明け前

低い厚い雲あり、日の出時間は少し遅くなりそう。
幕開けは穏やかな情景から始まりました。

日の出1

厚い雲の隙間からわずかに太陽が顔を出し日差しが
湖面に伸びてきました。

日の出2

天候が変わり日差しを遮るようにわずかに雪が舞ってきました。
淡いオレンジ色の情景を演出します。

小雪の情景1

雪のフィルターを透した空と湖面の青いグラデーションが
美しい!
雪のなせる技です。

小雪の情景2

はっきり見えるものと見えないもののコンビネーションが素敵!
雪に感謝です。

小雪の情景3

湖面は空を移す鏡!
雲の流れによる日差しの変化を愉しむことが出来ます。

小雪の情景4

またまた雪の淡いスクリーンで湖が覆われてきました。
足下には2羽の白鳥。
水草を啄んでいます。

小雪の情景5

雪空の中に一点の日差し。
墨絵のような濃淡の世界が広がっています。
刻一刻と変化する情景です。

小雪の情景6

空と湖面の曖昧なラインに惹かれました。
湖面の横に広がる黒い点はカルガモ家族です。

湖畔の風景1

いつもは水量が低く湖面に埋もれる岩場が顔を出していました。
水量による湖畔の姿も一期一会です。

湖畔の風景2

昼近くになると快晴に変わり気温もプラスに転じました。
いつもこの桟橋跡の支柱は氷で纏われているのですが…

氷の世界はまた今度!です。

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