4月の桜を発信できず連休も過ぎてしまいました。
それでも今時期のニセコは春紅葉真っ盛りのはず!
期待を込めてニセコへ向かいました。
現地の日の出時間は4時15分。
現地気温は4度。
ニセコに着くと三日月が残っていました。
※この写真の右上に写っています。
一番おごそかで神聖な時間です。
足下を見ると、今年は暖かくフキノトウがすでに50㎝ほどに
伸びています。
山陰になるので太陽が顔を出したのは30分ほど遅く4時45分
でした。
やはり、夜明け前から日の出時間までが自然劇場のハイライトに
なります。
フキノトウの綿毛も朝日を浴びていっせいに光り輝きます。
※一つ一つがタンポポの綿毛のよう!です。
「春紅葉とは広葉樹が新緑になる前に本来持つ赤や黄色の
色素が現れて紅葉した様に見える現象」とあります。
例年の今頃はもう少し鮮やかなのですが…
すでに新緑の息吹が始まっていたようです。
ニセコから共和町の神仙沼に向かう風景はまさにパノラマです。
今年は雪解けが早く神仙沼手前の大谷地も雪解けが進み所々緑が
見えています。
この雪が解けると竹の子(根曲がり竹)取りの車が道路に溢れ、
山菜の盛りを迎えます。
雪解けが早いとは言え、さすがに神仙沼への木道は雪に埋もれ
先に進むことは出来ません。
ここからは麓に引き返すことに。
麓の上の方は畑も雪解けのまま手つかずながら、
桜の花はまだ残っていました。
自然と人のコラボに圧倒的なパワーと美しさを感じます。
羊蹄山の山麓ではアスパラガスの収穫が最盛期です。
1日で6㎝から7㎝も伸びるので刈り取るのも大変!
キリがないくらいと思います。
ニセコから洞爺湖東湖畔を通って戻ることに。
今日は快晴無風。
湖面に写っている中島がこの景色のアクセントになっています。
冬期は西風が強く、波しぶきで草木が凍り付くのですが、
今日は御覧のように穏やか!
この景色であれば、お気に入りの椅子に座り何時間でも
ほっこりと過ごせそう!です。