今時期の定番の風景“青空に映える雪庇”を撮りにひらふ地区に行って来ました。
ニセコのリアルな風景をお届けします。
“雪庇(せっぴ)”は髪型のリーゼントのように屋根からせり出した積雪の事を指すのですが、
ニセコでは落雪の後に残るユニークな型が面白いのでご紹介します。
代表的なのは鶏冠(とさか)のような棟先に残る雪庇(せっぴ)と、
棟に残る“丁髷(ちょんまげ)”のような雪庇とがあります。
シンプルな切り妻屋根(三角屋根)の場合は棟に雪が残りますが、
ドーマー(屋根から突き出した窓)がある場合は落雪になりません。
雪のモンスターに襲われたよう!
ニセコ地区、現在の積雪量は175㎝。
除雪はしっかり出来ていますが、道路脇の雪の高さは2mを超えます。
建物が雪に揉み込まれそう!
ニセコ地区一番の繁華エリア“ヒラフ十字街”のバス停。
看板を見ると雰囲気は外国です。
本来であれば冬期はトップシーズン。
特にヒラフ十字街は外国の方で溢れかえっているのですが、
やはり閉散としていました。
※事業投資は変わらす活発ですなのですが…。
建築基準法による垂直積雪荷重は札幌市140㎝
ニセコは230㎝
それでも圧雪になると雪下ろしは必修です。
伊達に帰る途中にサイロの雪庇をパチリ。
快晴とは行きませんでしたが何とか“青に映える雨期の風景”を
撮ることが出来ました。
これからは一雨毎に春が近づいて来ます。